日本的お正月

当たり前のお正月の光景だけれど、
あぁ、日本のお正月だな、と思うひと時。

朝起きると、
「もち、何個？」という質問。

特にテレビに食い入るわけでもなく、自由に他のことをしたり、
年賀状の到着を気にしながら見る箱根駅伝。

初売りの福袋には興味がないが、つい立ち寄った下着売り場で
ペアのパンツを見つけることを生きがいのようにラックをかき回し、
血眼になる気合の入れ様。

まだ照れながらお姉さんと呼んでくれる親戚のちびっこに、
絵本を読み、かるたで遊んだ数時間で、家族全員すっかり疲れ果てた
翌日のけだるい朝。

いつもよりちょっと空いた電車にのると、あぁ、みんな家族のところへ
帰っているのだなと、少し、安心感すら覚える年明け。

今年違うところは、明日会社に行かなくていいこと。くらい。

くらい。が、結構大きいのか。今年はもう始まった～